財産分与

離婚訴訟中に隠し預金を発見でき、納得した和解ができた事例

70代 男性
職業:
会社員
婚姻年数:
35年
子供の有無:
有り(2人)
問題の原因:
妻からの過大な財産分与の要求

ご相談内容

結婚30年を超える夫婦。子どもは成人し、既に結婚生活は破たんしていた。夫から依頼を受けて離婚調停を申し立てる。妻は自宅に加えて多額の金融資産の主張してきた。過大な財産分与の要求であることは明らかであった。

一言アドバイス

財産分与では対象となる共有財産を正確に知ることが大切です。相手が開示してこない財産も攻め方によっては明らかになることもあります。

アドバイス詳細

離婚裁判では、離婚自体に争いはなく、争点は財産分与でした。裁判終盤まで妻は過大な財産分与を要求し続けましたが、妻名義の隠し預金が見つかりました。

妻が裁判で明らかにしていない預金口座の通知が自宅で見つかり、裁判所の手続を通じて金融機関に照会したところ、1000万円以上の妻名義の預金が出てきたのです。

改めて財産状況を整理し、自宅は妻、金融機関は依頼者が多くを取得する内容で和解できました。妻は当初の要求から大分後退する内容であり、協議でもかなり渋っていましたが、裁判官が強く説得した結果(最初は隠していたのだから当然です)、依頼者にも納得が行く和解を成立させることができました。

結婚生活が長い夫婦であっても、相手の名義の資産は把握していないものです。弁護士のアドバイスから、知らされていない資産に気付くことはあります。

この事例では、私から金融機関名義の書類の有無を探すよう指示したところ、居間に書類が置かれているのを発見しました。こうした資料があれば、相手が開示を拒んでも裁判所の手続を利用して資産を把握することが可能です。

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