30代男性
職業:
会社員
婚姻年数:
7年
子供の有無:
有り(1人)
問題の原因:
子の監護権及び親権の争い

ご相談内容

小学生の子ども1人がいる夫婦。ここ数年は夫婦仲が悪く、依頼者の夫からは「離婚したい。子どもの親権は取りたい。」と相談を受けていた。当初は、子どもを連れて別居を強行しても、妻に法的手続を取られるリスクがあったので話し合いを継続することをアドバイスしていた。
その後、妻が1人で家を出て、数カ月後に子の監護権を争ってきた。

一言アドバイス

夫が親権を獲得することは一般的には困難ですが、別居に至った経緯や子どもの意思など、様々な事情によっては親権を得られるケースもあります。その場合は別居する前から専門家のアドバイスを求めて準備することが効果的です。

アドバイス詳細

子の監護権の審判では、依頼者が同居期間中に育児を積極的に行ってきたこと、反対に妻の育児に問題があったこと、別居後の依頼者の育児には問題ないこと、子どもが依頼者との同居を望んでいることを主張立証しました。また、妻が1人で別居した経緯についても、依頼者が残していた日記やラインのやり取りから詳細に立証しました。

6カ月後に出た審判では、依頼者に子の監護権を認める結果が出ました。別居間もなくの監護権の争いでは妻側が有利なことも多いですが、本件では、上記の事情を主張立証することで、夫であっても監護権を得ることができたと思われます。また、審判までの間、面会交流に積極的に応じるようアドバイスしたことも、有利な心証形成に役立ったと考えられます。

その後、抗告審(高等裁判所の審理)、離婚訴訟を経て、依頼者が親権を獲得する形で離婚できました。

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